神宮大麻(じんぐうたいま)のQ&A

(参考) 神社本庁発行「神宮大麻Q&A」

Q1  神宮(伊勢神宮のこと。正式には単に「神宮」とお呼びします。以下、同様です。)と当神社とはどのような関係なのですか?

A1  神宮と当神社は組織上の上下関係でつながっているわけではありません。しかし、神社の全国的な組織のうえで当神社は「神社本庁」という上部組織の包括下にあります。神社本庁は、神宮を「本宗」(最も尊い神社)と仰ぐこととしていますから、神社本庁の包括下にある当神社も神宮を「本宗」と仰ぐ立場にあります。
 簡単にいえば、神道の信仰上、当神社は神宮を最も尊い神社、わが国の総氏神さまとして崇排する立場ににあります。

Q2  「神宮大麻」って何ですか?

A2  神宮の神札(おふだ)のことです。もう少し詳しくいえば、内宮(皇太神宮)の神札です。
  「お伊勢さま」「天照大御神(あまてらすおおみかみ)さま」「お祓いさま」などとお呼びすることもありますが、正式には「神宮大麻」です。神宮のご神徳をかたどったものであり、神宮を礼拝するみしるし(御印、御標)です。
  「大麻(たいま)」と音読しますが、「大麻」は「おおぬさ」(祓い串)の意味です。昔は祓い串の形をしていたことの名残であるといわれています。「祓い串」は、神職がお祓いを行う際に左右に振るお祓いの道具のことです。

Q3   当神社で神宮大麻を頒布するのはなぜですか。

A3  当神社は神社本庁の包括下にあります。神社本庁は、神宮を「本宗」(最も尊い神社)と仰ぎ、そのご神徳を全国に広げるために、包括下にある全国の神社が神宮大麻を国民のみなさまにお頒ちすることを最も大切な使命の一つとしています。
 したがって、当神社は重要な使命の一つとして神宮大麻の頒布を行うこととしています。

Q4   「氏神さまの神札(おふだ)」とどう違うのですか。

A4  神宮は、わが国の総氏神さまとして全国的に崇敬される神社であり、そのご神徳は全国津々浦々に及ぶ広大無辺なものと申せましょう。「神宮大麻」はそのようなご神徳をかたどったみしるしです。
 これに対し、氏神さまはその地域の守り神として古くからおまつりされ、地域の歴史に根差したご神徳をお持ちです。「氏神さまの神札」はそのようなご神徳をかたどったみしるしです。
 したがって、日本人として「神宮大麻」をおまつりし、それぞれの地域に住まう者として「氏神さまの神札」をおまつりするということで、両方の神札をおまつりすることが理想的といえるでしょう。

Q5  なぜ、お正月にお神札を新しくするのですか。

A5  年の始めにあたり、新しいお神札で神さまをおまつりすることによって、更なるご神威の発揚を願い、より一層のご神徳を戴くためです。
 なお、さまざまな事情により、年の始めからおまつりできない場合もありますから、当神社では一年中いつでもお頒ちできるようにしています。

Q6   「神宮大麻」や「氏神さまの神札」について「頒布する」とか「お頒(わか)ちする。」ということばを使うのはなぜですか。「売る」とか「買う」とかは言わないのですか。

A6  「神宮大麻」や「氏神さまの神札」は商品ではありません。神宮や神社から信仰の対象物としてお分けするもの、分けていただものであり、売買の対象となるものではありません。したがって、反対給付としての金銭も代金ではなく、神宮や神社に奉納する金銭(通常は「初穂料」と呼びます。)ということになります。

Q7  「神宮大麻」や「氏神さまの神札」は、どのようにすればお頒ちいただけるのでしょうか。

A7  当神社の社務所受付には、常時置いておりますので、お立ち寄りい
ただければ、いつでもお頒ちいたします。
 そのほか、当神社の氏子地域においては年末になると、地域の氏子総代さんや宮委員さんが代表して神社でいただき、これを希望するご家庭に配布する場合もあります。

Q8  古い神札などはどうすればよいのでしょうか。

A8  当神社では、「返納箱」を常時設置していますので、初詣の際などに戻していただくことができます。最も望ましいのは、1月15日の「とんど祭」(どんど祭と呼ぶ場合もあります。)の際、お持ちいただき、ご自身で感謝を込めて焼納されることです。返納箱に戻された場合は「とんど祭」まで神社で保管し、当日焼納します。

Q9 神札をおまつりする神棚や神札立てが無いときは、どのようにおまつりすればよいでしょうか。

A9  神札を壁などに直接貼り付けたり、ピンで留めるのは止めましょう。台紙の上に貼って壁掛けのようにしておまつりされてはどうでしょうか。簡単な神棚や神札立ては当神社でお頒ちできます。

Q10 忌中の場合はどうすればよいでしょうか。

A10  一般に忌中は神棚に白紙を張り一定期間(神道では50日、仏教では49日)は神棚まつりを慎みます。その期間に神札が頒布された場合は、忌み明けまで神社にお預けしましょう。また、その期間は神社で神札を求めるのも慎みましょう。忌み明け後は、神社でいつでもお頒ちできます。

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