伊勢神宮の第62回式年遷宮(平成25年10月)を慶祝する記念行事として、境内の一偶に「伊勢神宮遥拝所」を建立しました(写真1ご参照)。去る5月15日に竣工祭を執り行い、遥拝石の除幕を行いました。
 どなたでもご自由に、この遥拝所から遥かに伊勢の方向を向いて伊勢神宮を拝むことができます。
 この場所には、かって遥拝所がありましたが、いつの間にか使用されず、四角い石組だけが残っていました(写真2ご参照)。この石組だけを見ると遥拝所の跡かどうかわかり難いところがありますが、当神社に残っている古い文書にこの位置に遥拝所があった旨記載があります。
       写真1                        写真2
     
               
  

伊勢神宮遥拝所の設置

伊勢神宮遥拝所の説明

 この場所は、古くから伊勢神宮の遥拝所として定められていた由緒ある場所で
す。昔の人々はこの場所に立って伊勢の方向(東南東)を向いて遥かにお参りし
たものと思われます。伊勢神宮は日本の総氏神さまですから、私たちは地元の氏
神さまにお参りして地域の発展や家庭の平穏無事を祈ると同じように、伊勢神宮
にお参りして日本の平和と皇室の弥栄を祈る気持ちを持つことが大切であると考
えます。

 伊勢神宮の第六十二回の式年遷宮(平成二十五年)の協賛事業として、当神社奉賛会によりここに旧遥拝所を整備復活しました。

      遥拝の仕方

 踏み石に立ち正面の石に対面すると伊勢の方向を向きます。石に刻んだ伊勢神宮の内宮のお姿を通して、遥か伊勢に向かい二拝二拍手一拝の作法で遥拝します。

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 遥拝所の説明のために、次のような説明板を設けています。